年間2兆8000億円を超える売り上げを誇るJRAを突如襲った開催中止。昨年の同時期、札幌、新潟、小倉(2日分)の3場の売得金は約447億円。JRA側は競馬再開のメドは立っていないとしたが、仮に10月中旬まで2カ月開催を中止したとしたら、約3700億円(昨年同時期の概算売り上げ)が吹き飛ぶことになる。11月中旬まで3カ月休止の場合は約6000億円(同)。競馬場、ウインズへ移動するファンの運賃、場内外での飲食費、新聞購入代金、警備費、臨時従事員の賃金、コンピューターなどの施設管理費なども加えれば1兆円に達する可能性もある。経営評論家の梶原一明氏は「“負の経済効果”も出てくるが、それ以上に国へ与える影響は少なくないでしょう。一番ショックを受けているのは管轄する農林水産省のはず。当て込んでいる現金収入(国庫納付金など)がなくなって来年の予算にも影響が出てくると思う」と語った。
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